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−トボトボある記−
《その38》
                                                平成18年9月6日
38.帯広の、帯広人による映画
 37日目-平成18年1月24日、ボクは「プリンス劇場」にいた。「帯広あかしあ友の会」がつくった映画「チョコレート・ガールズ」を見るためである。西16条南6丁目付近に住む住民たちが、特に高齢者にみなさんが集まって映画をつくってしまったのである。
映画はこうである。「志村老人は帯広に住んでいる。帯広からは遠すぎるところに引っ越した孫からバレンタインのチョコレートが志村老人に届く。志村老人は上機嫌である。その姿を見た町内のお婆ちゃんたちが、「男たちに元気を与えよう」とチョコレートづくりに精を出す。お爺ちゃんたちは、ホワイトチョコレートをつくりお婆ちゃんたちにお礼をしようと、パーティを開く。町内はお年寄りの皆さんの笑顔でいっぱいになる。どうだ、高齢者社会も捨てたものではないぞ!と元気が出るのである。」と、こんな感想をボクは持ったのであった。
 ボクは、ごく普通の皆さんが映画をつくろうとしたことにビックリもしたが、もっと驚いたことは、志村さんが主役ででていたことだった。嬉しかった。志村さんは、ボクと同じ山形県人である
 でも、志村さんはこの1本の映画を撮り終えた後に亡くなった。
 


176.(菅野作品)
177.「チョコレートガールズ」
   ポスター
178.北海道新聞
   平成18年1月18日

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