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−トボトボある記−
《その15》
                                                平成18年7月21日
15.昭和15年から22年まで
 14日目−昭和14年に帯広劇場が椅子席で新しい時代の映画館を目指したことはすでに紹介している。その後、しばらく十勝・帯広には特筆すべき映画の話題はないようだ。
 そこでボクは、15年から「愛よ、星と共に」のロケが幕別町で行なわれた22年までの、世の中の動きを映画情報を通して調べることにした。

  ・ 昭和15年、東京、京都、大阪、横浜、神戸、名古屋の六大都市に文化映画
   の強制上映実施。
  ・ 昭和16年、ニュ−ス映画の強制上映が全国一斉実施に拡大。米英映画の
   上映禁止。
  ・昭和17年、大日本婦人会結成。食塩・味噌・醤油通帳配給制となる。
  ・昭和18年、勤労動員強化。婦人のモンペ常用化。
  ・昭和19年、4月1日に全国の19の劇場、映画館閉鎖。
  ・昭和20年、10月11日に戦後第一作映画「そよかぜ」(松竹)封切、主題歌
   「りんごの歌」が大流行している。
  ・昭和21年、1月19日NHK「素人のど自慢」はじまる。
  ・昭和22年、米画「ターザンの黄金」は京浜地区で大人気を呼ぶ。


50.昭和15年10月12日、長さ369メートル、幅
  18メートルのゲルバー式の十勝大橋の渡
  り初め式が行われた。


51.戦後の混乱期に、引揚者や疎開者などに
  よって広小路に新興マーケットがつくられ
  た。入り口には看板が見える。
52.そして、世の中の落ちつきと共に新興マー
  ケットは防災上の理由などから強制的に
  撤去となった。
53.(鎌田作品)

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