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−トボトボある記−
《その27》
                                                平成18年8月18日
27.映画館乱世時代
 26日目−この日もボクは図書館にいた。
昭和47年10月18日付け十勝日報は、昭和27年9月に市内5館目としてオープンし37年までは洋画と東映映画を、その後は洋画を中心に上映してきた「オリオン劇場」が10月22日を持って閉館することを報じている。閉館後の跡地利用は、有料駐車場の予定だと。
 昭和27年9月17日付け北門新聞は、当時として玄関などをタイル張りにした「オリオン劇場」の開館記念映画は、総天然色のアンソニー・ステイル主演の「はげ鷹飛ばず」と賑やかに報じてもいるのである。
 昭和36年に「ミマス劇場」、昭和42年に「スバル座」、昭和45年に「大映」「銀映」が閉館したことはすでに述べていることであるが、その後を言えば、昭和54年に「帯劇」「日劇」が映画の灯を消しているのである。
一方新しい映画館もオープンしている。昭和50年に「グランドシネマ」、昭和51年に「シネマアポロン」、昭和52年には「テアトロポニー」が規模を小さくした新しい映画館のイメージで開館している。


125.十勝日報昭和47年10月18日 126.(菅野作品)

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